GUNDAM 0079◇実写特集その2。

プレイステーション用ソフトに
「GUNDAM 0079 WAR FOR EARTH」
という、かなり異色なものがある。

タイトルの通り、ファーストガンダムをモチーフにしたゲームなんだけど、何が異色かというと、これが実写なのである。


正確には、役者のみ実写(全員外国人)。
役者以外の部分、たとえば背景やモビルスーツなどはCGで再現されている。
もともと海外で作られたゲームらしいが、PS版はアニメオリジナルの声優さんがキャラクターの声を吹き替えている。ナレーションもごていねいに永井一郎だ。

だからって、それで再現度が増しているかというと、そういうことはない。
むしろギャップが大きすぎて、見るものを大混乱に陥れることさえできると言える。
そのギャップの原因は、役者の人選にあった。


たとえばファーストガンダムきっての色男、シャア・アズナブルなどはこんな具合である。


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中本工事かお前は。
こんなのが、始まって5分もしないうちに登場するのだから、全体のテイストも何となくお判りいただけると思う。

物語は、ガルマ死亡あたりまでのストーリーをアレンジしつつ展開されているが、ゲーム独自の展開もけっこうある。
たとえば主人公はアムロじゃなくプレイヤー自身だし(当然このゲームにアムロは登場しない)、そのせいか、大気圏突入前のシャアとの古今例のない戦闘で、ガンダムは片足を吹っ飛ばされたりする。

さらに、使用不可能になったガンダムの下半身を、ガンタンクのキャタピラ部分とすげ替えて運用する光景まで見ることができる。
なんかゲッター3みたいであったが。


ジャンルはアドベンチャーだが、これまたクセのあるシステムだ。
基本的に、物語は自動的に進んでいき、ある場面に差し掛かると、とつぜんコマンド選択画面が現れる。
たとえばガンダムが初めて起動するシーン。

格納庫に押し入ってきたザクを迎え撃たなければいけない、という場面でコマンド選択になる。
コントローラーの各ボタンに「ビームサーベル」とか「バルカン」とかのコマンドが割り振られ、プレイヤーは自分が正しいと思ったコマンドを、制限時間内に入力しないといけない。

ちなみに正解は常に一つだけで、違うコマンドを入力すると、たいがいの場合ガンダムがギタギタにされて即ゲームオーバー。この例の場合だと、ザクマシンガンで蜂の巣にされていた。
もちろん制限時間内に入力できない場合も、ガンダムがギッタギ(以下同)。

一つのチャプターにつき、こういう選択場面が数箇所あって、途中で死んだらそのチャプターの最初からやり直しとなる。
常識で考えてまずありえないコマンドが正解になっている場合もあり、非常にストレスのたまる仕様といえる。
ガンダムをよく知らない人に遊ばせたら、ガンダムじたいを嫌いになってしまうかもしれないポテンシャルを秘めたゲームだといえる。


あ、ちなみにブライトさんはこんな感じであった。

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by cat-attack | 2005-12-09 21:54 | ゲーム
漫画の実写化に弱い男。 >>